速く論理的に書く技術
- 作者: 平田周(静岡大学大学院工学研究科部客員教授)
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2010/03/19
- メディア: 単行本
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(2010-07-20読了)
とにかく速く良い文章を書けるようになりたかったので,手に取ってみた.特に斬新なことはなかったけれど,「むやみに書き直さない」という点がとても参考になった.
書いたり消したりが多すぎるという記述があり,メールを書いているときの自分に重ね合わせて考えてみた.PCでもむやみに書くのをやめようと思った.
そういえば,小学校の頃の担任の先生に鉛筆ではなくボールペンを使ってノートを取るべきだというようなことをいわれたことを思い出した.ボールペンは書き直しができない.一方,鉛筆で書くと書き直しができる.だから,鉛筆でノートを取っていると気安く文字を書いてしまう癖がつく.というのが先生の持論だった.
僕はこすれてノートが汚れるという理由で基本的にボールペンを使うようになったけれど,正直,計算式でぐちゃぐちゃ書きたい教科には相性が悪かった.
ノートを取る上では気安く文章を書くことはなくなったけれど,今まさに「PCで文章を書くから気安く文章を書いてしまう」という弊害に苦しんでいる.
今一度,書くことをよく考えてから文章を書く癖を身に着け,少しでもより良い文章を書くスピードをより速くしたい.
ひさびさの読書だったので,軽い本を選んでみた.この記事も「速く」書くことを心がけて,読了後10分程度でさらっと書いてみた.
悪文にしない20のポイント (抜粋)
- 書きながら考えてはいけない
- 書くべき内容をまず考える
- 読む人は誰なのか
- 話のねじれに注意
- 短い文章で書く