2012年を振り返る
さて残り時間もわずかな2012年も振り返ってみる.2012年の抱負を眺めつつ,抱負に対する達成度を確認する.
- × (1) 20代のうちにやっておきたいことを済ませる
- 結局20代最後ということを意識せずに終えてしまった気がする
- × (2) 肉体を鍛える
- 肉体が弱くなるばかり
- △ (3) ノー交通違反 & ノーぎっくり腰
- 10月に速度違反で捕まってしまった.ノーぎっくり腰は達成
- × (4) インプット量を増やす
- 勉強量は増えるどころか減った.読書量はひどい.
- ○ (5) 「仕事」のスピードと成果の量を2倍にする
- 割り込み仕事が増える中で,成果という意味では二倍程度出したのではないかと思っている.次は質を上げたい
- △ (6) 新しい人と出会う
- PRML復々習レーンのおかげで新しい人とも出会いがあったものの,積極的に新しい出会いを求めたわけではないので△
- △ (7) 自分の「色」を作る
- 一応あらゆるところでランキングの人と言っているものの,色というには濃度が不足している気がする.
- × (8) 家事をする (特に料理)
- ゴミ出し担当大臣としてはキャリアを重ねた
- ○ (9) カメラ
- スキルアップしているわけではないが,順調にハマっている気がする
- × (10) 本を100冊読了
- 12冊.これは酷い.
というわけで,勉強量をはじめインプット量が減っていることが懸念点.仕事や雑務が増える中,(会社における) 成果を着実に出せたことは唯一の成長材料だろうか.ただし,後述するように効率はよくなっているものの,質が上がっているわけではないのが改善点.健康面では何回か危ない橋があったものの,ぎっくり腰をしなかったのが唯一褒められる点.カメラには順調にハマっている.
1月
- 早寝早起きを心掛けて,仕事始めから3日連続で部署一番乗りを果たす.しかし早起きに対するコストが大きすぎて結果的に生産効率が高くなったとは言えず,文字通りの3日坊主となる.
- エリアダス運用がはじまり,プログラムバグ修正や環境整備などに追われる.
- 第二著者として論文原稿書きに携わる.直接同じ原稿をいじるのは初めての経験.同じtexソースに加筆したり,コメントを入れたり,共同作業で論文をブラッシュアップしていく作業はとても楽しかった.
2月
- 採用関係の業務で忙殺されていた.
- やはり2月も運用まわりでトラブルが続いていた.
- 某展示会に参加.ブロガーさんたちの意見を貰う.
- 横須賀で大雪.バスが会社に到達できないため,通勤禁止令が出るほどに.
3月
4月
- 4月からグループ内の体制が少し変わる.メインの業務内容もがらっと変わり,1から勉強を始める.
- 計算機まわりでトラブル発生.エリアダス関連のバグ修正,トラブル対応は引き続き.
- 採用関係の業務が佳境に.
- 長い沈黙を破り,PRML復々習レーンが開始!参加メンバーの顔ぶれが変わり,場違いな感じになるも空気を読まず参加することに.
5月
- 採用関連の業務が一段落.
- ずーっと放置されていた某論文を某論文誌にようやく投稿.
- 某共著論文で共著者らしいことをする.今年から1stじゃない仕事もするようになったなぁ,としみじみ.
6月
7月
- プライベートで飲み会たくさん.
- 小ネタを思いつき,実装するも諸々の事情でお蔵入りに.
- 愛する後輩との別れ.心の隙間を埋めるためにバジルを育て始める.
8月
- 今年の夏休みは妻と全くかぶらなかったため,バジルの株分けをするなどひとりで過ごす.
- 実習生を二名到着.若いエキスを頂く.
- 社内デモで英語プレゼン.ひさびさに英語を喋る.
10月
11月
- 高校の同級生が結婚.結婚式で流すムービーの編集で忙殺される.ふんどし一丁の野郎映像を何十回も確認する作業を行う.ご祝儀に1万バーツ包んだのは今では良い思い出.
- 新しい組織での業務も落ち着いてきたものの,別の某業務で忙しくなり,ばたばたする.
- けいはんな出張.久々に天理スタミナラーメンを食べる.
12月
- 会社同期の結婚式二次会の幹事を引き受け,出し物のために3年間温めたネタムービーを作成する.無事に当日を終え,文字通り心身共に燃え尽きる.
- 中旬まで某業務で忙殺される.某業務が終わるも本業が大変なことになる.
- エリアダス累計2万ダウンロードを達成!
- エリアダスに「今いるところの近くで何か起きているか見てみよう」機能が実装.なんとかリリース
2012年の総論
振り返ると,エリアダス運用に始まり,エリアダス運用に終わる一年.プライベートも忙しい年だった模様.結婚式ラッシュで今年は3回結婚式に参加した.子どもが生まれたけれど,他人様にとってはどうでもいい話なのでパス.
インプット量が減るという懸念と併せて,うまく表現することができないが,歳を取るとはこういうことだ,ということを実感した一年だった.まだ頭の回転は遅くなっていないものの,いくつか頻出のタスクに対する固有の作業効率化が行われてしまい,今まで程度の出力を高速に行うということに最適化されてしまっている感がある.
(今も時代に追いついている自信はないのだけれど) そのうち,自分がやっていることが時代遅れになったとき,キャッチアップすることができなくなるんだろうなぁ,と.そういうときに強制引退させられるのだなぁ,という入口を体験してしまったような感じ.
とにもかくにもインプットが少ないことはまずい.これは減らしてはいけない.大掃除のときに入社から読んできた論文や資料などが出てきて,本人はすっかり忘れてしまったけれど,あの頃は日々新しい知識に出会い,そしてそれを理解して自分のものにするために毎晩夜更かしをしていた気がする.知識に対する貪欲さが失われてしまっているような気がしていて怖い.
自分より若くて優秀な人がこれから単純増加するわけだから,その中でどうやってモチベーションを維持していくかということを考えなければいけない.自分が会社に入るときに想像していた30歳になれる気が全くしないが,かっこいい35歳像を描いて今後の5年間の計画を立てたい.
というわけで2012年ありがとう!お世話になった皆様に感謝!