「分かりやすい教え方」の技術

(2009-01-31読了)


藤沢晃治の本.たぶん読んだのは5冊目.相変わらず読みやすい.
「教えるとは,相手の脳にけもの道をつくるということ」という一言に要約される.一回通っただけでは草木は十分に倒れず,短期間で沢山通ってもすぐに草木が復活してしまう.適当な時間を空けて何度も通ることでしっかりとしたけもの道をつくることが重要であると述べている.


自分への戒めとしては

  • 教える際に詰め込みすぎない
  • 教わったあとで「もっと知りたい」という状態にする

熱が入ってどうしても頭ごなしになってしまうので,これを心がけて教えるように気をつけよう.

やってみせ,言って聞かせて,させてみて,褒めてやらねば人は動かじ
山本五十六の言葉)