2013年を振り返る
今年は抱負をブログに書いていないので抱負の振り返りはなし.ただ,30歳を迎えていろいろ心身共に変化があったのでそれはまた後日時間を見つけて書きたいと思う.
とにかくいろんなものが確実にしんどくなっており,確実に頭が悪くなっている.なにより時間泥棒にけっこうやられている模様で,自分で使える時間が独身自体の1/3くらいになった感覚がある.
今年はとにかく無駄を省くことに注力し,なんとかアウトプットにつなげるようにしたが,振り返ってみると,やはり無駄な時間の使い方をしていたように思える.このままずるずるとやられるのは悔しいので,なんとか時間泥棒に反撃したいところ.
各月の思い出を振り返ってみる.うーむ薄い.
1月
- 休み明けから知財関係の処理などバタバタ.社内展示会に向けて戦闘モード.
- 1月の記憶はほとんどない.
2月
- 社内展示会本番を迎える.2月も記憶がほとんどないが,業務遂行という意味では超絶なパフォーマンスを発揮した気がする.のちにこれが戦争ボケを引き起こす.
- 体制が変わり,若いメンバー複数人の面倒を見る立場になる.自分の面倒すら見れないのに.毎週個別ミーティングを実施することで世の中の指導教官の偉大さを知る.これ,無理です.ただ,指導する側は勉強量が増えるのでその点では良い.
3月
4月
- 1-2月に追い込んだツケで少し遅い戦争ボケ状態が来た.これ以降頭にもやがかかった状態が続く.
- 業務内容がかなり変わり,勉強と論文を読む日々.
- 共著者の論文フォロー.その甲斐あってか某賞を受賞.共著論文の受賞は自分が主著で受賞するのとは違った嬉しさがあることを知る.
5月
- WWW2013@ブラジル.ぼっち飯を食べようとしたところ3月の言語処理学会で会ったIさんとばったり.トップカンファレンスの空気に触れる.論文上でしか会ったことがなかった有名人たちがそこらへんにいた.
- ブラジルにて30歳を迎える.
- 帰国以来6月中旬まで謎の咳が止まらなくなる.
6月
- JSAI2013@富山.還暦を昨年迎えた指導教官に富山ブラックを食べさせ,あまりのしょっぱさに自分は残すというゆとりっぷりを発揮.先生申し訳ありません.夜はT研究室のみなさまと飲んだり.
- 富山から直接移動した京都の展示会で後輩の展示お手伝い.なぜか自分の写真が新聞に載り,母親に自慢したところ「これアンタの記事じゃないよね?」と看破される.
- 共著者の国際会議論文フォロー.自分の論文より時間をかけた気がする.これくらい自分の論文にも時間をかければ,と思った.
- SEXI2013読み会開催.当初はこんな勉強会あっていいのか? という感じであったが,終わってみれば壮絶な盛り上がりを見せた.ぜひ来年も開催したい.(SEXI2014が存在すれば,の話であるが)
- 目覚めがよくなるというグリシンなるサプリメントを摂取するようになる.初めの数日は明らかに目覚めがよくなった.
7月
8月
9月
10月
- 妻の職場復帰に伴い子供を保育園に連れて行く日々が開始.朝ちゃんと起きるようになり,高校生以来の規則正しい生活を送る.
- IBISMLチュートリアル参加.@haraponさんたちと担担麺を食す.久々にS君に会う (実に3年ぶり?)
11月
- DBS研->WebDBF@京都にて発表.ひさびさの研究発表.K先生に質問攻めにあう.WebDBFでは久しぶりの懐かしいメンツに会う.
- 11月29日 (イイニクの日) には1日2回焼肉を食う.夜は大好きなU氏を囲んでの焼肉会.
12月
2013年のまとめ
とにかく歯がゆい一年であった.いろんな意味で.自由に使える時間が極端に減った.家庭的な意味で.
とうとう30歳を迎えてしまった.年齢が関係しているのかわからないが恐ろしいほど体力と気力が落ちた.頭がはっきりしている日が少なく,記憶力もだいぶ低下した実感がある.このまま線形オーダーで脳機能が低下していくと5年後にはスマホを操作できなくなると思う.30歳になっていろいろ感じたことがあったのでそれは後日何かの機会にまとめたいと思う.
子供が保育園に通い始めてからとにかくよく風邪を引くようになった.噂に聞いていたことが現実になり,辟易している.子供はもちろんかわいいが,生産性の観点のみで考えるとマイナスでしかない *1.このマイナスをうまく無視できるようなスタイルを作ることが目下の課題.
ここ2-3年目覚めがすっきりしない日々が続いており,グリシンなるものを飲むようにした.今のところ継続して飲み続けているけれど,最初の方に実感した効果はなくなっているような気がする.
論文を読む量は昨年比で増えたものの.新しくものを知るという経験が明らかに減っているような気がする.たとえば,問題に対してxxというアプローチで解いていたとしても,頭の中でyyというアプローチでも定性的には同じ効果得られるんじゃん? というような感想を持ってしまい,xxアプローチ自体に感動をあまり感じなくなったということが影響している気がする.
趣味の観点ではカメラは相変わらずぼちぼち撮る感じ.今年はいろんなところに行ったのでそれなりに良い写真が撮れたと思う.新しい趣味として昨年末から万年筆にハマり始めた.昔にも一瞬はまったことが2回ほどあったのだけれど,とうとう本格的なハマり方.年末にふとしたきっかけでインクにもこだわるようになり,いろいろ困っている.まぁ書くことは悪いことではないので,これは来年も引き続きぼちぼち続けていくのだと思う.
要約すると「おっさん」になった一年であった.
*1:間接的なプラスは多々あるのだろうがは検証が難しいので無視する