色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

(2013-04-20読了)

新刊が出たので休みの日に一気読み.ノルウェイの森好きとしては好きな作品.ただし,あっさりしすぎている気もする.たしかに一般受けしそうな気がするけれど村上春樹らしさに欠けるような印象.

FacebookGoogleが出てきたのが興味深い.村上春樹が文学作品かといえば議論の分かれるところだろうけれど,50年後にこの作品が読まれるときに,注釈に「Facebookは・・・,Googleとは」追記されるのか,それともその時代も残り続けるのか,ということが気になる.