残業3時間を朝30分で片づける仕事術
- 作者: 永井孝尚
- 出版社/メーカー: 中経出版
- 発売日: 2011/07/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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(2011-10-01読了)
この手の話は何度か読んだこと/聞いたことがあるけれど,朝型生活にすることによって生産効率を上げよう,というもの.朝の生産効率は夜の6倍と書かれているが,そこまでではないにしろ,午前の方が2-3倍集中できる気がする.
一方で夜中(24時-6時)というのも自分にとっては午前と同じくらい生産効率が高い時間帯という印象がある.コーディングや勉強会の資料作りでは,この時間帯を有効活用している.ただ,その時間帯は会社にはいられないので,会社で仕事をする以上は午前シフトが最も効率が良いと思っている.
本書ではどの時間帯に何をすべきか,時間ポートフォリオ (p.94) という考え方を紹介している.
午後 (13時-18時) はインプットの時間,そして夜 (18時-22時) はいったんそれを忘れる.早朝 (5時-9時) 思いついたアイディアを,午前中 (9時-13時) に形として残す.
これは「アイデアのつくり方」に書かれている以下のプロセスにのっとっている.
- 事実・データをできるだけ収集し
- 徹底的に考えに考え
- いったん忘れて潜在意識に処理を任せ
- アイディアが生まれ出るのを待ち
- アイディアが出たら,それが誰にでもわかるように具体化する
というもの.
- 作者: ジェームス W.ヤング,竹内均,今井茂雄
- 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
- 発売日: 1988/04/08
- メディア: 単行本
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他にも生産効率を上げるためのヒントがいくつか書かれていたけれど,すでにどこかで読んだことがある内容だったので割愛.
本書を読んで,改めて朝型シフトにしたいのだと思ったのだけれど,それとは別に同じ1時間という時間に対して自分の状況によって考え方を改めようと思った.
- 体調が良い/悪いときの1時間
- 集中できる/できない1時間
- 割り込みが入る/入らない1時間
などなど,同じ1時間でもかなり作業効率が異なってくる.いつも3時間くらいで終わる作業が3つあったとき,一日で終わらないことがしばしばある.割り込みだったり,集中力がなくなってしまったりなど理由はいくつか考えられるが,今後は,今からの時間帯における作業効率や,本当にその時間帯に行うのが正しいのか,ということを意識したい.
メモ
- 薩摩式の起床法
- とにかくかけ布団をどけて一発起床
- Vigorous writing is concise.