すごいやり方
- 作者: 大橋禅太郎,倉園佳三
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2004/01/23
- メディア: 単行本
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(2007-09-28読了)
究極の会議つながりで大橋禅太郎の名前が出てきて,Amazonで購入.本書を眺めて後悔.啓発系の本でした.
この類の本は読み飽きて,もう素直な気持ちで読めません.
それでも一所懸命素直な気持ちで読んでみました.大きく分けて「すごいやり方」はふたつに大別できます.
1.状況を個々の要素に還元し,解決するためのやり方
2.無意識でスルーしてしまいそうなことを立ち止まって認識するためのおまじない
1.のタイプでは真新しいものはありませんでした.2.のタイプで個人的に気に入ったのは,
パンツをはく速さは
10点満点でいま何点?
ここでいうパンツをはく速さというのは,「自分があげたい能力」のこと.その時々で,自分が意識している能力に点数をつけ,それをあげるためにどうすればいいのかアイディアを出す.点数は甘めでもいいから,常に上を向かっていくこと.だそうです.
昔は常に意識していたくせに,最近気を抜くと「パンツをはく速さ」に満足していたり,無意識でやってしまったりしているので,
これは使ってみよう.
結論:頭でなくて,心で読む本,気持ちで読む本 です.スキルよりも気持ち,知識よりもテンションが必要な職種の方向けだと思われます.
一言レビュー:
この本を信じる、信じない、それで明暗を分ける(色んな意味で)
おまけ
大橋禅太郎氏とは何者なのだろうか,と思って帯裏のプロフィールを眺める.
...当時18人の会社が「すごいやり方」を導入することにより、半年で60人の会社に成長することを体験。...
それはすごいことなの??褒められることなの??
会社を作ったこともないし,会社に入ったこともない人間なのでよくわかっていませんが.業種や会社によっては,これくらいは当たり前なのではないでしょうか.
これが,某G社みたいに「すごいやり方」を導入することにより,創業10年も経たずに売り上げ1兆円を突破!
だったりしたら本当にすごいと思うけれど.すごすぎて誰も信じてくれないか.
内容でも突っ込みどころ満載なのですが,
私の鍛えられたスルー力にてスルー!(そういってる時点でスルー力が足りないわけですが:p)