女性の品格
- 作者: 坂東眞理子
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2006/09/16
- メディア: 新書
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(2007-09-11読了)
気になったので読んでみた.
とても当たり前のことだが,大事なことを説いている.
役不足を嫌がらない,という項があった.役不足という言葉を正しく,当たり前に使っている最近の本は初めて見た気がする.今は,役不足な仕事が存在しないくらい全てが新鮮で楽しいけれど,10年20年経っても同じように思えるのだろうか.試合に出られるか,来年もチームにいられるのか,自分ではどうしようもないことは考えず,目の前の課題のことだけを考えるというようなことを松井秀喜は著書「不動心」で述べている.
そんなプロフェッショナルに,私はなりたい.
あるガールスカウトの言葉を引用している.
late help is no help(遅い助けは助けにならない)
という言葉もとても気に入った.
ここにも出てきたこの言葉「過去と他人は変えられないが,自分と将来は変えられる」願わくば,(良い意味で)他人を変えられるような人間になりたいものです.
女性の品格というタイトルの通り,女性の視点から書かれているものの,日本人の品格というタイトルでも悪くはなかった気がする.つまらない意地,つまらない見栄を張る人間にはなりたくないですね.
とにかく時間を守れる人間にならなければいけません.
挨拶,笑顔,時間を守る