不機嫌な職場
不機嫌な職場~なぜ社員同士で協力できないのか (講談社現代新書)
- 作者: 河合太介,高橋克徳,永田稔,渡部幹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/01/18
- メディア: 新書
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(2008-07-01読了)
さらっと読んだせいか,本書では何が問題になっているかわかるものの,なぜそれが問題なのか,”具体的”にどのような障害を生み出すのか,といった具体的な話が少なかったため,いまいち本書の伝えたいことがわからなくなった.
本書を読んで,特に感じるものがなく「そんなの当たり前じゃん」ということは,それだけ今の職場に恵まれているということであろうか.「それが難しいんだよ」とはならないように日々気をつけよう.
以下,殴り書きメモ
- 問題点たち
- あの人がいないと仕事がまわらなくなってしまう,という過度の属人性
- 個人間の境界がはっきりし,仕事と仕事,人と人との間がさらに広がる「企業のタコツボ化」につながった
- 社会的交換性に用いられるのは「個別性」と「具体性」
- 個別性: 誰から貰うか
- 具体性: どんな種類の資源か
- お互いが資源のやりとりをするのを最上とする.
- 不信の連鎖を防ぐ
- 企業の例
- グーグルの公私混同の職場のデザイン -> 昔の日本の職場のよう (p.104)
- 二駅ルール
- タコツボを超えた「共有化」
- 相手が納得して,腑に落ちて初めて共有化できたという
- 感情をシェアすること
- 主体性を引き出す仕組みづくり
- 感謝と認知のフィードバック