リチャード・M・ストールマンの講演を聞いてきた
何故か研究室に案内が回ってきたので,多分これが最初で最後のチャンスなんじゃないかとストールマン尊師の講演を聴いてきた.
専修大学の生田キャンパスは初めてだったが,文字通り生田緑地の端に位置していました.建物自体はホテルのようなつくりをしていて,食堂や学事課が入っているような建物にエスカレータが設置されてたり,すごいなぁ,と思いました.
早めに着いたのもあったのか,600人入るといわれている講堂は意外にも人は少なく,あれ?と思っていましたが,講演が始まる頃になるとわらわらと人が増えていき,いつの間にか立ち見まで出てきていました.
講演内容は,フリーソフトウェアの定義とストールマン尊師の考え方をわかりやすく解説したものでした.
"All software should be free software."と力強く語ってくれたように,ストールマン尊師の考えは一種の宗教のようものだと感じた.(悪い意味ではないので誤解のなきように)
かなりゆっくりと喋ってくれたのに,半分くらいしか理解できなかった.理解しようと考えると,耳から何も聴こえなくなってしまう.会場が笑いに包まれたジョークも1/3くらいしか理解できなかった.
話の中で,学ぶためには
"Reading lots of codes, and writing lots of codes."
という言葉が出てきた.精進します.
話も終盤に近づくと
「ここにはもう一つの話をするために来た」
と言い出し,例の格好をしてくださった.
これには会場も大盛り上がり.フラッシュの嵐.最後に学部長の先生が話してくださったのですが,興奮冷めやらぬ会場はまだざわざわしていた.
質疑応答では,「オープンソース」という単語を発してしまった学生に対してえらい剣幕でまくしたてて会場が笑いに包まれました.
講演が終わったところで,このチャンスを逃してなるかと昨日こっそり購入しておいたGNU Makeの本にサインを頂いた.Happy Hacking!
今日学んだこと
- 尊師の前でオープンソースという単語を発してはいけない