富士通の挑戦―コンピュータ・ウォーズ最前線
- 作者: 岩淵明男
- 出版社/メーカー: 山手書房
- 発売日: 1984/07
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(2009-03-02読了)
某事情により,池田敏雄のことを知りたくなって古本で購入.
4人のキーパーソンを軸に富士通のコンピュータ開発史を解説している.時間軸がわかりづらかったけれど,楽しかったからいいや.
日本の経済史について知識がなさすぎることを実感.もう少しビジネスマンとしての教養をつけたいなぁ.リレー式計算機の構造について勉強せねば.
キーパーソン
- 小林大祐
- 国産コンピュータ事業をはじめた人物
- 池田の上司
- 後に社長に就任
- 池田敏雄
- コンピュータの天才
- アムダール博士との交流
- 「義務感で仕事をするな」
- 昭和49年11月14日 51歳で逝去
- 岡田完二郎
- 68歳で社長就任
- コンピュータ事業への資金投入
- 読書百遍意自ずから通ず
- 山本卓眞
- 小林大祐の後任社長
- 「私自身はどちらかといえば義務感で仕事をする方ですかね」
その他
- 「右手で握手しながら左手でなぐり合っている」
- どの本を読んでも池田敏雄の急死は「戦死」と書かれている.