センスオブプログラミング
センス・オブ・プログラミング! 抽象的に考えること・データ構造を理解すること
- 作者: 前橋和弥
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2004/11/06
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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前半はプログラミングの基礎とプログラムが動く仕組み,中盤でデータ構造,終盤にモジュール化について解説している.
序盤は読み飛ばしても構わない.プログラムが動作する仕組みについてはプログラムはなぜ動くのか ― 知っておきたいプログラミングの基礎知識を読んでいたので復習.
本書でも繰り返し述べられているが,プログラムをする上で最も重要なことはプログラムのデータ構造をしっかりデザインすること.既にデータ構造についてしっかりと勉強している人ならば,今更という内容かもしれない.これを読んでデータ構造を基礎からやり直さなければ,という気持ちになりました.
一点不満だったのは,コード例がJavaとCで説明されていたため,オブジェクト指向バージョンと構造体でがんばるバージョンが混在しており,頭の切り替えができなかったこと.Javaが母語なので,Javaは読めるが,Javaコードの横にCを書かれると一気に読めなくなる.
キーワード:データ構造, モデルとビューは分割