強育論
強育論-The art of teaching without teaching-
- 作者: 宮本哲也
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2004/03/17
- メディア: 単行本
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無試験先着順の教室で,無手勝流(=指導なき指導、The art of teaching without teaching)により最終在籍生徒の65%が難関校に進学という実績を持つ塾の創設者による著書
講義内容は基本的に「何も教えずに」問題を出すところから始める.
全て自分で考えなければいけないため,生徒は強烈な緊張感を持って授業に取り組む.
教師は質問を一切受け付けない.
子供自身が試行錯誤して,問題を解く「学力」をつけるための方法を考えるべき.
自立させるような教育をするべき.
章末のまとめからひとつを抜粋
「聞くは一生の損。ひたすら考えましょう。安易に人に質問したり、解説に頼ってはいけません。」
中学受験における親と子供の関係の異常性を,わかりやすい例で示している.
小学生の子供を持つ親は一読する価値がある
キーワード:無手勝流, 合格パズル