強育論

強育論-The art of teaching without teaching-

強育論-The art of teaching without teaching-

無試験先着順の教室で,無手勝流(=指導なき指導、The art of teaching without teaching)により最終在籍生徒の65%が難関校に進学という実績を持つ塾の創設者による著書

講義内容は基本的に「何も教えずに」問題を出すところから始める.
全て自分で考えなければいけないため,生徒は強烈な緊張感を持って授業に取り組む.
教師は質問を一切受け付けない.

子供自身が試行錯誤して,問題を解く「学力」をつけるための方法を考えるべき.
自立させるような教育をするべき.

章末のまとめからひとつを抜粋
「聞くは一生の損。ひたすら考えましょう。安易に人に質問したり、解説に頼ってはいけません。」

中学受験における親と子供の関係の異常性を,わかりやすい例で示している.
小学生の子供を持つ親は一読する価値がある

キーワード:無手勝流, 合格パズル